法学部あるある(その1)
こんにちは、花倫です!
みなさん、法学部ってどういうイメージをお持ちですか?
難しい?頭堅そう?六法をひたすら覚えていくところ?
わたしもそうでした。高校生のころは「条文を覚え、適用していくのを勉強するところ」だと思っていました。
なんやかんやで法学部に進学しましたが、上のイメージは全然違うところもあれば、当たってるところもあります。
そんなわけで、私が思う法学部あるあるをご紹介していきます!
1.条文は覚えない
条文を覚えろっていう先生はあまりいません(ちょっといます)し、テストでは小さめの六法全書を持ち込みます。
では何を覚えるか?
・・・・・・なんでしょう。結局、先生によるとしか・・・・・・。
レジュメを持ち込み可能な試験も結構ありますし、ノートもレジュメも教科書も全部持ち込み可能!みたいな豪快な先生もいます。そういう先生のテストは大体激ムズ
とはいえ、オーソドックスな試験では、判例や学説を理解し覚えることを求められます。
詳しくは、こちら(法学の勉強法的なことを後で書きます)
2.条文を覚えるかと思えば覚えないと思ったらちょっと覚える
いきなりごちゃごちゃしてごめんなさい。
でも、勉強ってこんなものですよね。数学とかも「公式は覚えるものじゃなくて導くもの」と言いますけど、結局覚えますし。
基本的な条文とかは覚えておかないと、結構面倒くさいです。民法709条とか、177条とか、刑法でいうと199条とか。
あ、そうそう、ちょっと意外なところなんですが、刑法60条、61条、62条は覚えておくと捗ります!ここらへんの条文は共犯っていう頻出論点の条文で、よく引用するので、あ、それを言ってしまえば錯誤も頻出だから38条も・・・・・・(以下省略)
3.覚えたての法律用語を使いたがる
・・・失礼しました。
さて、次のあるあるは、法学部のなかでも、一~二回生くらいに多く、それ以降はなくなっていくタイプのやつです。
法学部一回生になると、まったく新しい勉強をするので、そこで出てくる言葉はどれも魅力的なんです!
民法では「善意・悪意」「錯誤」「法律行為」、刑法では「行為無価値・結果無価値」「一部露出説・全部露出説」など、一年生で習う法律用語をよく耳にしますね!
逆に三年生とかになると、慣れてくるのか、法学の荒れ狂う奔流に巻き取られ精神が擦り減っていくのか、新しく習った言葉も日常では使わなくなっていきます。
「弁論主義」「確認の利益」「伝聞証拠」「侵害留保」など、三年以上で習う用語はあまり見かけません。
4.弁護士志望、あんまりいない
いませんねぇ~。もっと有名な大学の法学部だったらもっといるんでしょうか・・・?
公務員志望の方が多いですね。公務員試験では結構「法律・経済・政治」あたりがよく出ますから、法学部なら法律と政治の授業を受けられることが多いので有利なのでしょう。
5.いかがでしたでしょうか
思いついたらもっと増やします。コメント欄的なものに、(法学部といえば)「こういうあるあるがある」、「こういうイメージがある」など書いてくだされば、ありがたいです。